導入期における企業の戦略とリスクテイキング
=日本危機管理学会が企業危機・サイバー研究部会=
日本危機管理学会は10月1日、企業危機・サイバー研究部会(部会長・大森朝日日本危機管理学会理事=大森朝日事務所代表取締役=)の2023年度第2回会合をオンライン形式で開いた。
法政大学大学院 中小企業研究所 特任研究員 西田慎太郎氏は「導入期における企業の戦略とリスクテイキング」と題して講演。不確実性が伴う経営環境の中、企業はリスクを取るべきなのかなどについて解説した。
特に「導入期」における企業は、企業の経営資源が限られている。そのような状況で、利益獲得のための投資を行いリスクテイキングをしなければならないと課題提起した。
まず本研究の目的は、導入期の企業におけるリスクテイキングと企業業績の影響を明らかにすることであると強調した。
その上で、どのようなリスクテイキングしていくかを明らかにすることであると指摘した。